『水曜どうでしょう』感想

zassou2006-07-28

 前々からTVで大泉洋(写真参照)を見かけるたびに、彼は一体何者なのか?という疑問が常にあって、おそらくFIFAドナルド顔ランキングの3位、もしくはハンターハンターのカイトが念能力を出すときに回すルーレットの先っぽについてるピエロのどっちかだろと高みの見物を決め込んでいたわけなんだけど、どうやら『水曜どうでしょう』という人気番組に出演している人らしい。さっそく検索してみたところ、インターネットで『水曜どうでしょう』の無料放送があったので見てみました。


 ざっと説明すると、大泉洋ほか3名が徹夜マージャン明けの大学生のような士気の低さでひたすら愚痴りながらカヌーに乗ってカナダの川を160キロ下るという内容。この手の素人風の旅番組といえば『進め!電波少年』などが代表的で、面白さのメインとなるのはあくまで旅先で起きるハプニングや企画そのものであり、はっきりいってしまえば出演者は誰がやっても同じという穿った印象を持っていたんだけど、この番組のテンポ良くぼやき合うスタイル、特に大泉洋が繰り出す万能高枝切りバサミすら完璧に使いこなしかねない七色のぼやきは確実に番組の一番バッターになっていると思う。『ゲームセンターCX』の有野さんがぼやきのアウトボクサーならば大泉洋はぼやきのインファイター、つまり大泉洋レミー・ボンヤスキーだったんだよ…!(K-1)。このキバヤシスタイルもそろそろ限界。


水曜どうでしょう』〜ユーコン川160キロ」
http://impress.tv/suidou/try.htm(無料番組)