5.1chサラウンドヘッドホンを買った

 それでもボクは書いてない(毎日更新失敗)


 小学校の音楽の歌のテストで、みんなが一曲丸々歌い切るところをたった2小節で「はい、もういいよ」とやさしく帰された絶対音痴の持ち主がお届けする音楽レヴュー。たしかに、新聞配達のバイト中にカセットウォークマンでブラジル国歌を聴いていた人間に「音」はわからないかもしれない。高校の校歌を3年間口パクで乗り切った挙句、一番大事な卒業式を欠席した人間(おなかが痛かったもので^^;)に語る資格はないのかもしれない…。しかし、だからこそ……みたいな文章はだるいので省略します。


SONY 7.1chデジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-DS7000

SONY 7.1chデジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-DS7000


 今現在もモノラル音声しか出ないテレビを100円ショップの片耳イヤホンでたしなんでいる自分からすると、まず「ヘッドホン」というものをつけること自体が空前絶後。形だけならどう見たってコロスケの下半身だろって感じだし、箱から出した瞬間に小室哲哉がヘッドホンをつけてクネクネしている映像がフラッシュバックするしで戸惑ってしまったんだけど、その効果は凄かった。

 まず試したのがXBOX360のゲーム「バイオショック」。このゲームは視界が狭い一人称シューター(FPS)であり、さらに入り組んだ建物のいたるところから、スクリーンの向こうで目を輝かせている未来ある純粋無垢な子供たちに向かって白雪姫を毒殺する計画を大声で発表する魔女的なキヒヒ声が聞こえてくる関係で、5.1サラウンドを体験するには持って来いの環境なのだ。前置きが長いんだよ。まぁ結論から言いますと「超いろんな場所から音がする。スピーカーが二つしかないのにこれはおかしい。何かのトリックに決まってる」。声や物音がした方向に直感的に振り返ればヤツがいる。もちろん真後ろとか、高低差があるところでもほぼドンピシャで正面に捕捉できるのでゲーム的にもだいぶやりやすいです。それまで普通のステレオでプレーしていた時には別にこのゲームが怖いと思ったことはなかったのですが、こっちのヘッドホンに代えて、音量を上げて部屋を真っ暗にしてやったらジョイポリスのお化け屋敷クラスまで怖くなった。音量を上げて部屋を暗くしたのが理由の最大派閥。まぁとにかく頭上から敵のささやき声が聞こえた時はビビった。

「ヘッドホンでサラウンドってどんな感じなの」と疑問に思った方は、この動画をヘッドホンなりイヤホンで聴いてみてください。(人様のサイトで紹介されていた動画)
http://www.youtube.com/watch?v=IUDTlvagjJA
ここまではっきり体感できるのはゲーム、中でもFPSなのでみんなもやろう(*^し^*)

 しかし、あくまでこのヘッドホンは「バーチャル」なので、映画館でよくあるような、遠くからやってきたキントウンが自分の真横を突き抜けてペンギン村まで飛んでいくといったほどの空間の広がりは残念ながらあまり体感できない気がしました。方位はぴったりわかるけど、距離感がちょっとせつなくて甘酸っぱいというか…。5hit!!(この文章に殺意を抱いた人数カウンター)。あと音の動きが少しうそ臭いと感じることもありますが、ワイヤレスで近所迷惑を考えずにこれだけ臨場感がアップすれば十分というわけで、最初は値段クソたっけー!PSP買った方がマシ^^;と思ってたけど買って良かった。

 ブルーレイの7,1chにもお情けで対応しているし、ワイヤレスが強力でつけたまま家の中を歩き回って別の部屋に行ったりしても一切ノイズとかない。もちろんゲームの無線コントローラーにも干渉を受けません(このへんが購入のポイントだったけど)。ゲームモード、シネマモード、コンプラなんとかモードなるデカイ音は小さく、ひそひそ声は大きくして聴きやすくしてくれる機能の3モード搭載!(切り替えても一切違いがわからないことで有名)。入力も光デジタルのほかにアナログなど3つぐらいあって複数のAV機器を同時接続可能!音量やら上記の切り替えボタンなども全部ヘッドホン側についているので、くるまった毛布の要塞から一歩も出なくていい!


 以上、sonyゲートキーパー(GK)雑草による売り込み宣伝でした。このページを経由して商品を買うとはてなダイアリーの運営にお金が転がり込むので気をつけてくれよな!ちなみに映画のDVDでもいくつか5.1chを試してみたけど、ゲームと同じで効果がわかりやすいのと普通のステレオと大してかわんないのとがありました。ハンターハンター再開するらしいね。いい加減にしろよ。末永く宜しくお願いします。