W杯イタリア3−0ウクライナ
個人的に好きな選手ばかりなので今大会はイタリアを一番応援している。今や世界最高峰のレジスタへと成長したピルロ、地獄の番犬ガットゥーゾ、ウイイレのやりすぎで腱鞘炎になったネスタ、キャプテン翼全巻所持者インザーギ、新日本プロレスのファンでタイガーマスクの覆面を着用したまま成田空港に現れたデルピエロなどゴキゲンなやつらが多すぎる。中でも異彩を放つのがローマの王子様ことトッティだ。一見すると無口で冷徹なバトルサイボーグといった印象のトッティだが、実のところ計り知れないド天然。私が知っているエピソードはせいぜい「イタリアのドッキリ番組で美女に誘惑されてパンツ一丁になった」「試合前に必ずウイイレでシミュレーションする」「前の彼女がめちゃくちゃブス」ぐらいのものだが、どうやら100メガショックネオジオ級の容量でも収まりきらない逸話がてんこもりらしい。
- 作者: 沖山ナオミ,いとうやまね,ヴァレンティナ・マルツィアリ
- 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
- 発売日: 2004/04
- メディア: 単行本
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本まで出てた。どうやら「トッティ・ジョーク」なる新たなジャンルすら確立させてしまったようです。
【子猫】
彼女が子猫を拾ってきた。
彼女:「ほら、かわいいでしょ?でもこんなに小さいとオスだかメスだかよくわからないわね」
トッティ:「こいつはオスだな」
彼女:「どうしてわかるの?」
トッティ:「よく見ろよ。ヒゲが生えてるじゃないか」
この話が本当だとすると皆はこう言うだろう。「あはは、トッティって馬鹿だな〜」と。しかし果たしてそんな安易な解釈で結論を済ませてしまって良いものだろうか?私は敢えてこう考える。「トッティは間違いなく馬鹿」。まぁここで私の言う馬鹿というのはお茶目と同義語であり、本当に頭が悪かったらあれほどのダイレクトパスは出せないだろう。そういうわけで是非イタリアには調子乗りまくり大学デビュー風情のドイツを八つ裂きにしてもらいたいのは山々なんだけども、今のドイツは言ってみれば界王星でバブルスくんとの鬼ごっこを終え、界王拳2倍まで修得している悟空状態なので、さしものイタリアといえども苦戦は免れないだろう。地力ではイタリアの方が上だと思うが、ここぞというときのドイツの勝負強さはマジで洒落にならない。番犬ガットゥーゾを北の工作員としてドイツ宿舎に送り込んで、バラックの食事に大量の正露丸を混入させればあるいは…?
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■追記■
上で紹介した本は、敵対チームのサポーターが天然トッティさんを揶揄するために作った大量のトッティ・ジョークを、当のトッティ本人が「おもろいやないかい」と本にまとめたものです。なおこの本の印税収入は世界の恵まれない子供達に寄付されたとのこと。えらいな。あともう一個おもしろかったトッティ・ジョーク。
ジグソーパズルを何ヶ月かかけて完成させて、満足してパズルの表紙を見たら「3〜5years」と書いてある。それを見たトッティは「3年から5年かかるものを数ヶ月で完成させてしまうなんて、おれは天才だ」
勿論その数字は対応年齢が書いてあった