日記総論-No2-

 3月27日の続きです。と書いたところでわざわざ内容を確認しに行ってしまうような、普段おとなしいクマのプーさんが時おり見せるハチミチに対する猟奇的ともいえる執着心を持つ人間はいないと思われるのでここで前回のまとめをします。「日記かけない。車団吉のせい」。必然的に「どうすれば人間は日記を書けるようになるのか?」という方法論を模索していくことになるわけですが、手っ取り早い方法の一つは、日記を書くという行為に対して何かしらの”強制力”を働かせることだと政治学マックス・ウェーバーは考えました。


 我々ハンターは一人の例外もなく、己自身をある制約下に置くというリスクを背負うことで、念能力というリターンを獲得しています。ちなみに私の念能力は「えだ豆の皮を二時間しゃぶり続けることができる」というものであり(変化系)、現在のところこの能力が役に立ったことは特にありません。今後死ぬまでないでしょう。感覚的に理解して頂けると思いますが、背負うリスクが高ければ高いほどリターンも大きく跳ね返ることになります。私個人の制約の話になりますが、当初「チュッパチャプスを3分以上噛まずに舐め続ける」だったものを「ポテトチップスのり塩を食べ終わるまで一回も指を舐めてはいけない」に変えたところその能力は飛躍的に向上しました。具体的には3分から2時間へと。あ、ありのまま その時 起こった事を話すぜ!「おれは無意識のうちにえだ豆の皮から生えているウブ毛の数を舌を使ってカウントしていた」な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも 何をされたのか わからなかった… 頭がどうにかなりそうだった…(続く)