交響詩篇エウレカセブン 第48話「バレエ・メカニック」感想

 ガリバー知的生命体じゃね?棚からぼたもち的にアネモネにキスしてもらった瞬間の目が、動物のそれではなく完全にシティハンター冴羽リョウがエロい時の目だったけど。アライグマのくせに許せない…。あいつアライグマなの?知らないよ。少なくとも何かを洗っている場面を見たことはありません。本編はいきなりアネモネの独白からスタート。とんでもない絶望ポエムながら小気味良いリズムでまとまっていて、これは三日前ぐらいに自分のBlogにアップしたテキストだろうね。「もしこの戦いが終わっても生きていいと言われたら、小さな鏡を一つ買って微笑む練習をしてみよう」。よしその鏡はおじさんが買ってあげよう(100円ショップ)。ドミニクが「私が愛するアネモネを…ジ・エンドのライダーを説得します!」とか吠えてたけどさ、8割ぐらいはエウレカとニルバーシュの事前セッティングのおかげなわけじゃん。ドミニクはちゃんとエウレカに感謝してお歳暮に丸大ハム送っとけよ。エウレカは小食のベジタリアンってイメージだからパイナップルの方がいいだろうか?荒縄で巻かれたハムにむしゃぶりつくエウレカは想像したくないよ…。でも実際はサイヤ人並の食欲かもしれないし…。そしてシーンは空中を抱き合いながらラピュタ風に落下していくアネモネとドミニク。おもむろにドミニクの後ろに回り込むアネモネ。「ちょ、なにをするんだアネモネ!」「キン肉バスター」みたいなやりとりを期待していたオレゲルググ


 アネモネのドミニクに対する秘めたる想いは、アネモネが彼からもらった自分と同じ名前の花をずっと枯らさずに飾っていた、という部分で悟ってくださいと言わんばかりの花カットの連発で、特務アネモネ班の私はわりと納得することが出来たが(アネモネに関しては何でも納得するのだが)、やはりもうちょっとこの二人のエピソードをやったほうが良かったのではと思う。そうすれば「あの〜、エウレカさんレントンさん、今エウレカセブンの本番中なんで、できれば痴話喧嘩はカメラ回ってないとこでやってもらえます?^^;」とでも言いたくなるようなウダウダ展開の乱発が少しは回避できたのではないだろうか。ロボットアニメ的にもニルバーシュとまともにドッグファイトできるのは唯一アネモネのジ・エンドだけだったし、今回の対決シーンの白熱ぶりをみても両機の交戦がもっとあれば……(ステルス戦闘機F-22ラプターに乗り込みながらアサリの貝殻に口をあて独白する雑草)。次回エウレカセブン日記「最終回に向けての謎と予想〜コンボイの謎を追え〜」。kamingu suun!!