雑草ゲーム塾

SIMPLE2000シリーズ Vol.81 THE 地球防衛軍2

http://www.d3p.co.jp/top/special/s20_special.html(公式サイト)

　定価２０００円で、野良犬に追われるオバＱ並のスピードでクソゲーを量産し続けていることでお馴染み「SIMPLE2000シリーズ」から生まれた突然変異ミュータントタートルズ的ヒット作「THE地球防衛軍」の続編。大まかな内容は、地球防衛「軍」でありながら、巨大UFOやゴジラの著作権を侵害しまくってる臭漂う巨大生物などをなぜかたった一人で殲滅していくアクションゲーム。おそらく「動物奇想天外」で志村ケンに抱きついてるチンパでも操作可能と思われるほどの簡単操作で、とんでもない数の巨大昆虫などを様々な重火器で撃ちまくり街を破壊しまくるのは爽快の一言に尽きる。やってることは物凄く単純なのにどういうわけか楽しいという昔のファミコン的な面白さ、学校のスポーツテストで行われる踏み台昇降運動の２分経過したあたりの面白さ、と表現すれば名探偵コナンに出てくるジャイアンポジのガキでも理解できると信じたい。

　前作との一番の違いは、陸戦兵に加え新たにプラズマ装置のようなもので空を飛べる飛行兵の存在で、これの浮遊感がバルーンファイト感覚で心地良いのと、使用できる武器がどう見ても地球の科学技術の枠を大きくハミ出していて新鮮。ガンダムすら破壊できそうなのとかある。ステージ数７１に難易度５段階とボリュームも２０００円にしては凄まじいが、処理落ちが酷いのとやはり単調作業だけに飽きも早いのが難点。それでもこの値段であればハズレ引かされた感は限りなく低いと思われます。だけど虫嫌いな人は買っちゃダメー！(自爆直前のチャオズの声マネで)