受験勉強日記

 以前にちらっと受験の話を書きましたが、ついに本試験を受けてきました。具体的な試験名を公表することは憚られるのですが、思い切って発表します。「ミュータントタートルズ鑑定士」です。これはベルトコンベアーで運ばれてくるミュータントタートルズたち(ハチマキを取った状態)を2秒以内にどれがどいつなのかを見極めなければならず、状況次第では失明する危険な仕事です。

 まずマークシート方式で「クイズ!タートルズ100人に聞きました!」が行われたのですが、どの質問の答えも総数が4しかなく、タートルズは世界に4人しかいないという衝撃の事実が明るみになったものの、そこそこ得点することができました。次に同じくマークシート方式で行われた「試験官のおれ様が考えた!タートルズどものカルトQ!」では、クリスマスの公園でミケランジェロに拾われた猫の名前を聞いてきたり、サーモグラフィの図を25個並べられて「レオナルドが激怒したときの体温はどれ?」とか「太陽の中に宇宙人住んでたらワクワクしてこねぇ?」などなど、僕がメインで使っていた『面白いほどタートルズが解ける本』では一切触れられていない論点もいくつかありましたが、基本的にはタートルズのメンバーと水戸黄門の歴代メンバーをごちゃ混ぜにして引っ掛けてくるパターンだったのでこちらもなんとかなりました。

 次に行われたのが記述試験で、タートルズ的論文を書かされます。受験生たちの予想では「高度タートルズ成長期」とか「街で見かけたこんなタートルズ」などが怪しいとされていましたが、どれもこれも大外れでした。実際の試験問題は「富士サファリパークにいそうでいないタートルズにおれはわりかし頭きてる」「大ピンチ!タートルズどもが選挙権を主張した!」「おまえはこの試験に受からない」でした。最終的にはゆでたてのスパゲッティ1本で戦うはめになったドナテロっていうところまではなんとか書きましたが…。試験はまだ続きます。