反省文

 NIKKI SONICにて自分の出番の前と後ろを超おもしろ日記、略してチョモランマにがっちり挟まれ、まるで「エベレストと銭湯の壁にかいてある雑な富士山」。「ナオミキャンベルとジュリアロバーツの二人三脚に割り込もうとする池乃めだか」といった心停止状態に陥ってしまい、失意の私はFF3を買うためにダイエー2階へと急行した。


 そして昨日は夜7時からの用事で外出しなければならず、その間NIKKI SONICを見ることができそうもなかったので、ミクシーだかミミックだか知らないがそんな感じの社交場にて「7時 日記 不可 だれか よろ」というダイイングメッセージをポッキーを使って残しておいた。しかし私のマイミクだか舞の海だか知らないが誰一人として応答がなく、最終的には「私のマイミクは一人残らず絶海の孤島に隔離されて金田一と一緒に殺人事件に巻き込まれた」という結論に至った。これでは応答がないのも仕方がない。


 ところが携帯でNIKKI SONICのページを開いてみたところ、何不自由なく読むことが出来たので「舞の海ざまあみろ!」と見当違いの毒を吐きながら、私はお酒の席であるにも関わらず一人熱心にディスプレイに目を落とし、「大便にまつわるエトセトラ」といった旨の日記を熱心に読みふけっていた。まさにその瞬間、私の先輩格にあたるパワー・エリート(絶対王者)が「おい!携帯なんか見てんじゃねー!こっすぞ!(訳:ころすぞ)」と怒髪天を突く勢いで私の携帯を取り上げた。その頭に血がのぼったジャングルの王者は「私がweb日記を読んでいる」という思考にはたどり着けなかったらしく、どうやら「私がその日記をメールとして打ち込んだ」とのファイナルアンサーを導き出した様子。このときほど「オーディエンス」を使いたいと思ったことはない。そしてその先輩改めゴリラーマンは安藤さんよりも手際の良い段取りで、私が”そっちの気”がある人間として紹介するニュース速報をPRIDEの選手紹介をする外人女性のような叫びと共に発表した。そのあと私は見たことも聞いたこともない全く新しいジョブ、「スカしたトロ野郎」への転職を余儀なくされ、そのままクリスタルの光を取り戻す旅へと出発した。FF3おもれー。