恐怖のＴ計画

　昨日のトリニダード・トバゴ戦。次世代日本代表のスペックお披露目となったわけだが、特筆すべきは先発に３名の「田中」姓を擁し、世界で最も田中の多い代表チームであるということだ。これを偶然の一言で片付けるのはあまりにも危険である。有名な話だが、1998年のフランスＷ杯の対ドイツ戦に先発した旧ユーゴスラビアの選手は、キーパーを除いた全員の名前に「ビッチ」がついていた。ちなみに控えキーパーの名前はレコビッチであり、もしこのキーパーが先発していれば１１機のビッチ・シリーズが全て集合し生命の樹に貼り付けられ人類は補完されていた。そしてここからが問題なのだが、よく考えて欲しい。オシム監督が何人であるかを…。旧ユーゴスラビア人なんだよ…！しかも９０年のＷ杯イタリア大会ではユーゴスラビア代表の監督も務めている。

　結論を言おう。まず間違いなくオシム監督は日本代表の１１人全員を田中にするつもりである。代表田中計画…。通称「Ｔ計画」は我々の知らない水面下で確実にうごめいていたのだ。まさかそんなことが…と自分でも信じられなかった私は、すぐさまＪリーグ選手名鑑で田中の数を調べてみた。「１１人もいるわけがないだろごめん１０人いた」。なんで１０人もいるんだ…。「でもさ１人足りないじゃないか」と安心した皆さん、残念だがそうは問屋は金曜日にジャンプを卸さない。ここに一つの暗号文がある。よく読んで欲しい。「中田」。速くて読めなかったための方にもう一度。「中田」。中田中田中田中田中……田中！そう…、中田英寿はいち早くこの地球を揺るがす深刻な事態に気づき、自らがＴ計画の一員にされることを恐れて現役を引退したんだよ…！！さーて冷蔵庫でキンキンに冷やした午後ティー飲むか。