ノストラダムスの予言ではスペインがW杯優勝

「2006年、第6の月が終わると、スペインの王がその軍隊とともにピレネー山脈を越える。魔界の王ベルゼブブの軍団が中欧の平野で彼らと戦いを交えようと待ち構えているが、ベルゼブブの軍は粉砕され敗北。聖杯はスペインに戻り、王は凱旋する」
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060623&a=20060623-00000012-spnavi-spo


 昔々、まだ世の哲学者たちが「トンガリスネ夫ではない」という事実の証明に行き詰まっていた時代、つまり私が「ハムスターが1時間にするウンコの総量」と称した5ページにも渡るレポートをを夏休みの自由研究として3年連続で提出していた中学生時代に一大旋風を巻き起こした漫画『MMR』。これはかつて少年マガジン不定期に連載していた、キバヤシという名の理知的で推理力に満ち溢れたホラ吹きメガネ野郎が、様々な謎を全てノストラダムスの預言にこじつけていくというまさに少年誌の枠を超えた世紀のインチキ漫画である。そんなペテン漫画にまんまと騙され、終いには「キバヤシ友の会」なる時代が時代なら即逮捕といった密教を興してクラスメートたちを洗脳していた、破防法に引っかかりかねない経歴の持ち主は私です。この件に関しては過去の日記でも触れた。触れたというか、今までの文章はだいたい過去ログからコピペして横着したことを告白する。なにしろ今はイタリアvsオーストラリア戦を見るのに忙しいんです…。


 さっそく我々「キバヤシ友の会」は予言詩の研究に入っていくわけですが、仮にもしスペインが優勝すると、相手国の選手はただサッカーボールを蹴ったというだけで「魔界の王ベルゼブブの軍団」呼ばわりされる。はい、そう呼ぶのはたぶん僕を含め全世界で15名ぐらいです。今ちょっと調べてみたら、ベルゼブブというのは悪の親玉ルシファーに次ぐ悪魔界の大幹部であり、別名「ハエの王」とのこと。ドン・フライか。つまり相当なワルだよ。ギガゾンビの比じゃないから。たぶんこれアルゼンチンのことだと思う。だって11人中8人ぐらいがファイナルファイトのボスキャラみたいな顔してるし、もしもテベスが日よけのために目の下を黒く塗ってたら完璧に悪魔超人。テリーマン倒せそう。ソリンもあの長髪を後ろから両手でギュ!って引っ張ったらデビルマンに変身できそうだし。スペインに関してはトーナメント二回戦でブラジルを倒せれば、そのままの勢いで優勝ってのもないことはないという感じだなぁ。お、トッティきた。落ち。