日本0−0クロアチア

 柳沢・高原・玉田・大黒。この4人のFW陣でW杯を戦わなければならないというのがもはや壮大な罰ゲーム。柳沢の例のアレに関しては、右からのクロスに敢えて右足のアウトを使いキーパーの股をスコーンと抜いた上でさらにゴールから外す、マラドーナやペレでも不可能な前代未聞の神技。おそらく柳沢の頭の中にはたとえペナルティエリア内でどフリーの状況であろうとも、常に選択肢に「パス」の項目が大きく点滅しているために起こった喜劇だと考えられる。そう、つまり柳沢はあの状況ですら加地にパスしようとしていたのではないだろうか…?受け入れ難い事実だが、日本代表で最も優れたパスセンスの持ち主は中村や中田ではなく柳沢だったのだ…!


 インターネットでちらり見たところによると「電通が試合の放映時間を日本時間の22時に合わせようと画策したために、2連続で現地時間ではくそ暑い15時キックオフになった。だから日本苦戦した」みたいな理論があるらしいので驚いた。電通うんぬんは度外視するとして、苦戦の原因に「暑さ」を持ってくるのはさすがにみっともないと思う。まだキバヤシが予選敗退の原因をノストラダムスの予言にこじつけて大風呂敷を広げてくれたほうが見てられる。「夜にやったら勝ってた」なんてのは「加地のクロスに飛び込んだのが柳沢ではなくインザーギなら勝ってた」と同次元。あ、ガンツ19巻買い忘れた。ヒィ〜!