ギョウザのおっさん

 道を歩いていたら「さおや〜さおだけ〜」と全く同じリズムで「ギョウザ〜ギョウザ〜」とスピーカーで吠えてるおっさんがいてまさかと思ったらほんとにギョウザを売っていた(車の移動販売)。そこそこ人通りが多いところだったのですが誰一人として寄り付く様子がなく、その過疎っぷりはもはや田舎のダイエー紳士服売り場を超えて地元ペットショップの「世界のイモリ」コーナー級。あまりにもおっさんが可哀想になり、かつてギョウザの皮うまく包めない人間コンテストで優勝経験のある私が購入し、その場で「中に何が詰まってるか全く予想できない…。このギョウザはまさに味の安部内閣人事や〜!」との煽り文句をぶち上げて客引きの手伝いをしようかと思ったのですがなんか注文聞いてから焼き始めそうな雰囲気山盛りだったので近くのコンビニでギョウザ買って帰った。