チョコレートの「小枝」

 母親の職場に2,3日に一度の頻度で森永チョコレートの「小枝」をくれる国際テロリストがいるらしく、処理しきれない分が自分のところに回ってくる。元々それほど甘党でもないし、極貧時代にスーパーの特価セールで売られていた1パック300円の業務用カリントウだけで1週間生き延びたデッドorカリントウ生活により、小枝を見ると当時のカリントウ難民時代を思い出してしまってオエッーとなるので全く食べることができない。その結果、現在私の部屋には小枝のパック10個分にて建設されたほんまもんのカリン塔がそびえ立っている。頂上付近は霧がかかっていてよく見えないが、今のところ背中にヤジロベーを背負ったゴクウはまだ登ってきていない。


 こんなの不二家のペコちゃんでも食いきれないし、空腹時のジャイアント白田でさえ「お〜っと!7箱目で白田の手が止まった〜!」ってなる。仕方ないのでクインシーボー柔術を極め、対いちごポッキー400戦無敗の私の妹にあげようかと思ったのだが「おれ今ダイエット中だから無理(ポテトチップスコンソメ味を食いながら)」。おまえのダイエットの定義を教えてほしい。どこからなんだ境界線は。とりあえずあと10個ぐらい集まったらamazonの空箱に詰めて不二家に送ります。